2004/6/26 4Uサーバ組立更新


ここはパソコン番長が「かっとんだパソコン」を自慢するページです。世界平和には何の役にも立ちませんが、こういう世界もあるのかとあきれて下さい。


やあ、みんな!カッコよくて、すごいパソコン使ってるかな?
やっぱり男は鬼のようなパソコン使わないとダメだ!最近、パソコン番長はすごいパソコンを自分で組み立てたので、紹介するね。4Uサーバとかいう高〜いパソコンだ!秋葉原で安く見つかることも、ひょっとしたらあるから、パソコン番長の組み立て方を参考にするといいぞ!


パソコン番長のオシャレ机に乗っかる新しい横長パソコンだ。4Uサーバーという人もいる。
金属の塊だから、組立は慎重にな! 段ボール箱には「危険だから二人で運べ」って書いてあるくらい重たいぞ。
ダンボールを下に引くと机が傷つかなくていいぞ!

パソコン番長は実はノートパソコン以外はあまり完成品を買ったことがない。SGIとマックとNeXTは完成品しか売ってないから仕方なく買ってるけど、大抵は自分でCPUやメモリを取り付けてます。今回も横長パソコンはマザーボードとケースだけだ。だって完成品は400万円とかするんだもん。


上のふたを開けたところ。ちなみに左側のふたは拡張カード系なので、今回はいじらず。
手前が横長パソコンのフロントだが、作業に不要なのでフロントパネルは取り付けてません。

横長パソコンは重たいので、横には取っ手がついている。実際にハウジングする際には、この取っ手をはずしてレールを取り付けるのだ。でも今回は取っ手つきで最後まで行きます。


中ぶたを開けたところ。CPUの冷却ユニットが、バーで固定されているのが分かるよね。


最強パソコンにこれからセットするCPU。64bitのすごいヤツだ。
パソコン番長はCPUはもちろん箱買いが基本だ。
CPUを箱買いすると、こういうトレーに入れてくれる。プロっぽくていい感じだ!
CPUのコレクションケースとしても使えるぞ。
…CPUを集めてるヤツなんて、パソコン番長以外にいないか?誰かモトローラの68060かAlpha21264めぐんでください!


CPUの冷却ユニットをはずした状態。
このマザーボードは2個のCPUを1つの冷却ユニットで冷やすタイプ。
ちなみにマザーボード上に4つ白いタイルみたいなのがあるけど、それがCPUをセットする場所だ。
このパソコンは最強パソコンなので、4つもCPUを使うのだ!


セットするCPU。AMD Opreronなり。レーザー刻印で表面に色々刻まれている。
小さいが重くて、パワフルな感じだぞ!
もちろん64bitのCPUだ。これからは64bitが当たり前だぞ!!

今回、この横長パソコンに突っ込んだのはAMD Opteron Model848だ。こいつは2004/6/25現在、1000個当たりの値段は$1165だ。…同じ比重の金より値段が高いぞ!
へぼいCPUなので比較にもならんが、IntelのXeon 3.2GHz /L3 2MB(FSB533) リテールパッケージの秋葉原平均値が129920円だ。高いCPU使ってるんだぞ!同じIntelでもCeleron 2GHz は7500円くらいで買える。AMD Opteron Model848を4つ使っているので、CPU代だけで50万円超えるね。うひー!


CPUのセット。CPUの裏面には無数のピンがあるが、4箇所ほど「空き」がある。
方向を正しくすればCPUは勝手におさまるが、無理やり押し込んだら大変なことになるぞ!
優しく扱うのは女の子と一緒だ!


CPUをセットしたら、マザーボード上にあるヒートシンクを固定するプラスチックの枠をはずす。
ネジで止めているだけだ。簡単に外れるぞ。怖くないぞ!外す理由は後ほど。


本体にくっついてくるアクセサリーキット。実はこの横長パソコンは2CPUが基本だ。
パソコン番長みたいに4CPUのフルセットで使いたいときは、追加のアクセサリーキットが必要なのだ。


アクセサリーキットの中身。ピンクのビニールの包みはCPU用のヒートシンクだ。
あとは内蔵用モデムカードが2枚とおまけのRAM…ではないぞ。
よく似ているが、COREとDDRだ。4CPUで使うために必要なんだ!


COREをスリットに入れる。COREはもともと2枚(つまり2CPU分)は最初からセットされている。
4CPUで使うために2個足すのだ。
COREがなんの役に立つかって?もちろん4倍頭がよくなるためさ!


COREセットの拡大図。レールに沿って上から差し込むだけだ。
念のため、静電気は飛ばしておいたほうがいいぞ!


DDRセットの図。DDRは見た目がRAMそっくりのスロットにぶち込む。
これも2個のDDRはあらかじめセットしてあるから、空いている場所を探して入れればよいのだ。
スリットもRAMそっくりだが、切込みが違うから迷わないはずだ。


本体のキット。一番奥の茶色の小箱はヒートシンクだ。
手前の小さな4つのフレームはハードディスク用の「ひきだし」セットだ。
・・・なんかこう、無駄な気がするぞ。もう少しちゃんと詰めて、梱包材を節約して欲しいな。


ヒートシンクは底部にワックス(専用の特別なグリス)がついていて、プラスチックカバーで保護されている。
ヒートシンクに固定用のベースとネジもついてくるので、最初からマザーボードについてくるのがあまるのだ。
ちなみにヒートシンクにくっついてくる固定用ネジは磁石にくっつくが、
マザーボードについてたネジは磁石にくっつかない。意外とケチだぞ。


ヒートシンク固定用のベースは、マザーボードではなくヒートシンクにセットしてから
取り付けると楽だぞ。ちなみにCPUと接するワックスは要注意だ。べたべたして指につくと大変だぞ。


CPUの上にヒートシンクをセットしたところ。ネジは2箇所で止めるのだが、交互に締めるようにしよう。
どっちかを硬くしめすぎるとヒートシンクが浮いてしまって、熱伝導が下がって危険だからだ。
なお、ヒートシンクをCPUに載せるときにミスしてもあわてるな。
少しくらいワックスがはがれても、同じヒートシンクを付け直すと問題ない。
新しいCPUにおいてしまうと、ワックスが足りなくなってまずいことになるぞ!


次はメモリのセットだ。これは1枚で512MB。これを16枚ぶち込むぞ。
それにしても512MBのメモリなんて、10年前では考えられなかったぞ。
32MBのMac用のSIMMが1997年末に「5000円切った!すごい安いー」と大騒ぎしていたのが
統合前の東ドイツのようで悲しいです。そのレートで今回のRAM(合計8GB)をそろえると128万円になるよ!
あ、でもこのメモリ詳しい値段は忘れたけど、1枚18000円位するんじゃないかな?合計で30万円近いぞ!


パソコン番長は「空いているスロットは全て埋め尽くす!」という悪い呪いにかかっているので、
今回も16スロットすべてにRAMをぶち込みました。合計8GBでございます。
でも、もし4GB分の予算しかないなら、各CPUのDIMMスロットの0番から順番に入れよう。
マザーボードをよく見ると、DIMMに番号が書いてあるよ!
各CPUのDIMMスロットごとに均等な枚数を0番から入れるといいのだ。

ところで話は変わるけど、最近は4Uサーバーといえども、集積化が進んでいるせいかメモリスロットの数が少ないよねえ。パソコン番長が使っていたMacintosh Quadra950なんて、1CPUのパソコンのクセに16くらいメモリスロットがあったぞ。とはいっても、1枚のSIMMが最大でも8MBしかなかったけどねー。満タンにしても128MBだ!


キレイにはまったRAMなり。なんか街の風景みたいだね。
RAMをセットするときは、真上から力をかけるようにしよう。
斜めから無理に押し込むとDIMMスロット自身が壊れて、マザーボード交換という最悪の事態になるからだ。
もしそうなったら、男らしく腹を切るしかありません。だ、だってこのマザーボードのお値段は…


メモリをセットしたら、CPUの冷却ユニットをかぶせる。
ホントはここで通電して確認したいところだけど、まだ火を入れちゃダメだ!理由は後ほど。


横長パソコンの背面。Etherポートが4つもあるぞ!
ちなみに手前の送風ファンがついているのが電源ユニット。


電源ユニットは最初(2CPU状態)では1つしかセットされていないが、
実はスペース的にはもう1台セットできるようになっている。もちろんブチ込むぞ!
まずはダミーのふたを外そう。


オプションの電源ユニット。4CPUで動かすには、電源の追加も必要なのだ。
電源ユニットはコンパクトだが奥行きがあり、ファンも2個ついている。きっとすごくうるさいぞ!


電源ユニットを押し込む。カチンとなるまで押し込むと、あとはネジで固定するだけだ。
そしてそう、キミが今思ったとおり、このマシンはとんでもないことに電源ケーブルが2本刺さることになるのだ!

ケースのふたを完全に閉めたら、電源を入れる。そりゃあもうウルサイぞ!電源に4つ、内部に2つのファンがガンガン回るからね。こいつらはしかも24時間連続稼動が当たり前だから、制音性を犠牲にして耐久性を上げているのだ。なあに、地下のマシンルームにぶち込むか、キミのマンションが200平米以上あるなら、きっと気にならないさ。


通電確認!おっと、その前にケースのふたは全部閉めよう!
というのも、CPUの冷却システムは密閉された状態でしか上手く動かないからだ。
普通のPCケースのようにふたを外して通電すると、オーバーヒートする可能性があるぞ!

通電すると、大抵の横長パソコンは勝手に電源が入るようになっている。これはサーバー用途を前提としているためで、例えば停電時に仕方なくマシンが落ちても、電源が回復するとわざわざスイッチを押さなくても勝手に起動して、ビシビシ働くためだ。

モニターで確認するとこは、認識されているCPUの数(この場合は"4 Processors Detected"と表示されればいい)と、RAMの総容量だ。ただ、RAMはちょっと注意が必要だ。というのも、PCIバスなどがリソースを食ってしまって、起動時に実装した総量をそのまま表示しないマザーボードもあるからだ。

このマザーボードはこのタイプで、"8192M System RAM Passed"と表示するはずが、7679Mとしか表示していない。
ただし、「げー!どれかのDIMMが壊れているー」と叫ぶのは早計だ。これは起動時にリソース分を間引いて表示するタイプだからだ。起動時には実装メモリの総量を表示するタイプでも、Windows上から見ると、ちゃんとリソース分が間引きされている。要は同じ事のなのだ。

ちなみにもう時代遅れとなった32bitパソコンでは、8GBものメモリを認識させることは出来ません。
それとわかっているかと思うけど、この起動画面はBreakキーで一時停止させることが出来るぞ。継続はエンターキーだ。

なお8GB分のメモリカウントは結構時間がかかるぞ。パソコン番長は昔のPC9801を思い出しました。あれって確か実メモリは最大で16MBしか乗せられなかったんだが(機種によります)、なぜ16MBが限界かというと、「メモリカウントが遅すぎて、待っている人間の気が狂うから」といくのが有望な説だった!ホントだぞ!


ちなみにケース類は、アルミの板を断ち切りにしたような感じで、端がギザギザしていて危険だぞ。
慣れているパソコン番長でさえ、ちょっと切ってしまいました。


通電確認している状態。なんとVGAもフロントパネルにあるぞ!
本体は400万円くらいするが(もっとか?)、つないでいるキーボードとマウスはスピーカーつきで2000円のセットだ。
ちょっとかっこ悪いぞ、パソコン番長。

ちなみに左端にがっぽり開いている穴は、ハードディスクのベイだ。4つ入るぞ!もちろん使うのは、サーバ用のSCSIハードディスクだ。AT○なんて安物使っちゃダメだぞ!ちなみにこのパソコンの場合は、上から順番に入れていく。
SCSIハードディスクはとても高いので、涙がチョチョ切れるぞ!

ハードディスクやOSのインストールは面倒だから省略だ。うーん、とりあえず完成したら、カッコいいスクリーンセイバーでもインストールしてみましょう〜。